久しく触っていなかった転職用ポートフォリオのリファクタリングをして、git push したところ CircleCI が以下のようなエラーを出していた。

 ▸    Invalid credentials
 ▸    provided.
 ›   Error: Cannot log in with HEROKU_API_KEY set
 ▸    Command failed: heroku
 ▸    login

CircleCI で設定していた「HEROKUAPIKEY」が無効であるという内容だ。こちらの原因を調べてみた。

そもそも Heroku の token はどのように取得するか？

CircleCI への環境変数の設定方法については省略するが、Heroku の token は以下のコマンドによって取得することができる。

$ heroku auth:token
 ›   Warning: token will expire 07/13/2020
 ›   Use heroku authorizations:create to generate a long-term token
 #ここに表示される

僕の環境では上記の通りexpire 07/13/2020 と表示されているので、まだ期限を過ぎている訳ではない。 ではなぜ API_KEY が無効になっているのか？

原因：heroku logout を叩いていた。

原因は heroku logout コマンドを叩いていたことだった。

インターンをしていた会社でもインフラとして Heroku を使っていて、アカウントを切り替えて Heroku にログインする機会があり、heroku logout を叩いていた。

Heroku のヘルプページでは、token が無効化されるタイミングとして以下のように書かれている。

In the Heroku Dev Center you'll see the CLI command heroku auth:token. This command works by showing the token that is associated with the account that you are logged into Heroku with. By default, this token expires a year after you log in. This token will also expire if you run heroku logout from the CLI. Furthermore, if you have SSO enabled, this token will expire 8 hours after you login. While this command is appropriate for development, you will want to avoid it for production use. How should I generate an API key that allows me to use the Heroku Platform API?

解消方法

単純に再度 token の発行を行います。

$ heroku auth:token
 ›   Warning: token will expire 07/13/2020
 ›   Use heroku authorizations:create to generate a long-term token

もしくは、以下のコマンドでも同様に token の発行ができるようです。

$ heroku autorizations:create